図学演義B

授業内容 

第1単位(2-3週間)
図学(陰影・透視図)の基本作図
第2単位(3-4週間)
設計図面(平面図・立面図・断面図)の作図
第3単位(2週間)
3次元基本図形のモデリング
第4単位(4-5週間)
建築物のモデリング・レンダリング
予備単位(2週間)
立体モデルの作成



第1単位(陰影・透視図の基本作図)

JWCADソフトウエアのインストール/基本操作の説明
JWCADはWindowsで利用してください。またマウスによる操作が必要です。

CADソフトウエアの入手法

MacでJw_cadを利用するには
通常MacOSでJw_cadは利用できませんが、サイバーメディアセンターの提供しているWindowsの仮想デスクトップを利用することで、自分のMacからでもインターネットを経由してJw_cadを利用することが出来ます。接続方法については、下記参照ください
情報教育システム仮想デスクトップの利用方法
@ ブラウザで https://ecsosaka.citrixcloud.jpにアクセスします。
A OUMailのアカウントとパスワードを入力しログインします。
※ドメイン(@ecs.osaka-u.ac.jp)も含めて、全て入力してください。

・CADソフトウエアの基本操作について
基本操作1(JWCAD)

練習1-3:作図操作の確認
・JWCADを起動して以下の練習問題の作図ができるか確認してください。
練習1-3



課題1:陰影の作図/教会
下記に示す建築物(教会)に対して図学の標準光線が当たる場合に、地面に落ちる影を作図しなさい。
作図用データ

見本


課題2:透視図の作図1
上記建築物(教会)を下図の視点1から眺めた透視図を作図しなさい。(影の作図は不要)
作図用データ(視点1)
手順


見本


課題3:透視図の作図2
上記建築物(教会)を下図の視点2から眺めた透視図を作図しなさい。ここでは課題1で求めた影も作図すること。
作図用データ(視点2)

見本



第2単位(設計図面の作図)

建築図面の作図/ファンズワース邸(平面図、立面図、断面図)
ここで取り上げるファンズワース邸は近代建築の3大巨匠の一人である建築家ミース・ファン・デル・ローエの代表作です。
参考URL1

近代建築の歴史(以下はCLEにて説明します)
・近代建築の三大巨匠
・三大巨匠以降の系譜
・参考図
a)サヴォワ邸/設計図面(コルビュジェ)
b)落水荘/設計図面(フランクロイドライト)


ここでは建築物をつくるための設計図面(平面図、立面図、断面図)の作図練習を行います。
・立面図とは
建築物の垂直面を真横から見た図(通常は東、西、南、北で示す)

・平面図とは
建築物を床からの高さ1500oの水平面で切断した図のこと。(切断面とその下方の見えがかりも記入)


・断面図とは
建築物を垂直な面で切断した図のこと(切断面とその向こうの見えがかりも記入)




設計図面の作図
・以下に示す建築設計図面(平面図、立面図、断面図)を追加図面1(内装拡大図)、追加図面2(部分拡大図)を参照しながらJWCADを用いて作図し提出する。


建築設計図面(平面、立面、断面)/ここからダウンロードしてPDFをズームアップしてください。


追加図面1(内装拡大図)/ここからダウンロードしてPDFをズームアップしてください。


追加図面2(部分拡大図)/ここからダウンロードしてPDFをズームアップしてください。


課題4a:平面図の作図前半
下記作図の手順1を見ながらCAD(JWCAD)を使って平面図を作図しなさい。
作図の手順1

課題4b:平面図の作図後半
下記作図の手順2を見ながらCAD(JWCAD)を使って平面図を作図しなさい。
作図の手順2

課題5:立面図の作図
下記作図の手順3を見ながらCAD(JWCAD)を使って立面図を作図しなさい。
作図の手順3

課題6:断面図の作図
下記作図の手順4を見ながらCAD(JWCAD)を使って断面図を作図しなさい。
作図の手順4

JWCAD詳細マニュアル
AUTOCAD版作図手順



第3単位(3次元基本図形のモデリング)

SKETCHUPの基本操作の説明
・ソフトウェアについてはCLEを参照ください。

SketchUpの基本操作について

課題7:基本図形のモデリング/神殿
下記、モデリング課題(建築)の作図手順を見ながらSKRTCHUPを使ってモデリングをしなさい。
モデリング課題(建築)

課題8:基本図形のモデリング/部品、家具、その他
下記、モデリング課題(部品)にある3つの部品の中の1つをSKRTCHUPを使ってモデリングをしなさい。
モデリング課題(部品)



第4単位(建築物のモデリング・レンダリング)

ここでは第2課題で扱ったファンズワース邸のモデリングをSKETCHUPを用いて行う。 最終はモデリングデータをレンダリングしてプレゼンテーションパネルを作成、提出する。
尚、余裕のある人は課題2の参考で示した落水荘やサヴォワ邸のモデリングをしても構いません。

準備
手順1
データ

課題9a:住宅(構造)のモデリング前半
下記、作図の手順2を見ながらSKRTCHUPを使って住宅(構造)のモデリングをしなさい。
手順2

課題9b:住宅(構造)のモデリング後半
下記、作図の手順2を見ながらSKRTCHUPを使って住宅(構造)のモデリングをしなさい。
手順2

課題10:住宅(外装)のモデリング
下記、作図の手順3を見ながらSKRTCHUPを使って住宅(外装)のモデリングをしなさい。
手順3

課題11:住宅(内装)のモデリング
下記、作図の手順4を見ながらSKRTCHUPを使って住宅(内装)のモデリングをしなさい。
手順4

課題12:住宅(家具)のモデリング
下記、作図の手順5を見ながらSKRTCHUPを使って住宅(家具)のモデリングをしなさい。
手順5

課題13:レンダリング、レイアウト
下記、作図の手順6を見ながらモデリング結果をレンダリングしてパワーポイントにレイアウトしなさい。
手順6
(見本)



予備単位(立体モデル)

円錐を真上から眺めたときに意味のある図(文字、絵、模様)になるように、円錐の表面に作図することを考える。
提出物
作図した展開図を切り取って円錐(底円半径を10cm、高さを15cm)として組み立てた立体モデルを提出する。
要件
図案については着彩しても良い。
円錐は底円の半径を10cm、高さを15cmとする。

課題手順
1、 円錐を真上から見た水平投象を描き、各自が考える図案(文字、絵、模様)を作図する。
2、 その円錐の展開図を作図し上記で考えた図案を展開図に写し取る。そのためには円錐の水平投象において頂点を中心に母線(たとえば15°ピッチ)を作図し、その母線を展開図にも作図して、上記で描いた図案の座標をプロットする。
3、 展開図を切り抜いて円錐を立体として組み立てる。
 






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